※2025年12月18日掲載
定年退職を機に東京から奈良県奈良市へ移住した和波さん夫婦。奈良市のお試し移住支援制度を利用し移住を決意された。
夫婦の共通の趣味である「音楽」をテーマにしたコミュニティースペース「音楽図書室 dear DEER」を開設し、訪れた人が自由に読書や音楽鑑賞を楽しめる場を提供している。

定年退職を迎えた和波さんご夫妻は、東京での生活コストの高騰や地震リスクなどを考慮し、これからの暮らしを見つめ直すことにした。そんな中、かつて関西に住んでいた頃の友人たちとのつながりや、奈良の文化的な魅力が心に浮かび、奈良市への移住を本格的に検討し始めた。
ご主人の仕事の関係で兵庫県西宮市に住んでいた際、奈良には何度も足を運んでいたため、奈良で暮らすことに魅力を感じていた。古都ならではの落ち着いた雰囲気や、歴史と自然が調和した街並みに惹かれていたという。

オンラインで奈良市の職員と移住相談を行った際に紹介されていた制度の一つが、「お試し移住支援制度」でした。この制度を活用し、ゲストハウス型の施設に3回滞在。滞在中は物件探しや地域情報の収集に時間を費やした。
利用した施設のオーナー自身も移住者であり、地域の情報や移住に関する相談に親身に応じてくれたことも助けになったという。物件探しもそのオーナーから紹介された不動産会社を通じて行い、住居用と音楽図書室用、それぞれの物件を決めた。
住居は奈良市中心部に近く、周辺環境などの利便性を重視。音楽図書室は、20平米以上で手を加えずに使える店舗事務所向け物件を探したという。
奈良市への移住と同時に、和波さんご夫妻が始めたのが「音楽図書室 dear DEER」というコミュニティースペース。夫婦共通の趣味である「音楽」をテーマに、地域の人々が気軽に立ち寄れる場所として開かれている。この図書室には、和波さんが長年にわたり収集してきた音楽関連の蔵書やCDが並ぶ。ロック、ジャズ、クラシック、民族音楽など、ジャンルは実に幅広く、音楽好きには魅力あふれる空間となっている。貸出はアナログの貸出帳で管理されており、どこか懐かしさを感じさせるスタイルも魅力のひとつ。
また、CDの持ち寄り会やライブ、展示などのイベントも定期的に開催されており、地域内外を問わずさまざまな人との交流の場にもなっている。音楽を通じて人と人がつながる、そんな温かな空間が、奈良の街に新たに生まれている。
イベント情報や定休日などのお知らせはInstagramやX(旧Twitter)を通じて随時発信されています。来店等を検討されている方は、事前にご確認ください。
奈良市での暮らしについて、和波さんご夫妻は「自然と人との距離感がちょうどいい」と感じているという。市街地から少し足を伸ばせば山があり、鹿が歩く姿も日常の風景。農作物を通じたやりとりなど、地域の人々との交流も自然と生まれている。街のサイズがコンパクトで、人との出会いが生まれやすいのも奈良市の魅力と語る。
新しい土地での暮らしを通じて、これまでになかった人とのつながりが生まれ、地域の方々との交流が広がり、日々の生活がより豊かになっていることを感じられている。
休日には、社寺仏閣で開催されるイベントに訪れたり、隣接する大阪や京都へ外出したりするなど、文化的な楽しみも豊富。近所にある春日山原始林はお気に入りスポットの一つとのこと。
現地の情報を集めるには、地域の方々と積極的に交流することが大切です。また、お試し移住支援制度の宿泊施設を選ぶ際には、それぞれの施設にはそれぞれの特徴や魅力があると思いますので、「アクセスの良さ」や「施設のタイプ(ゲストハウス、古民家、ホテル等)」など、自身が思い描く滞在スタイルや、移住に向けて体験したいことに合わせて施設を選ぶことで、地域での暮らしをより身近に感じられます。
奈良市のお試し移住支援制度は最大10泊まで利用できるため、数回に分けて複数の施設を体験し、さまざまな地域を体験してみることもできます。
奈良市は、歴史的な文化遺産と豊かな自然環境が調和する、魅力的な居住地です。
移住に関心のある方は、奈良市が提供する「お試し移住支援制度」を活用し、奈良での暮らしを実際に体験してみてください。
ご担当者さまより

1300年前に都が置かれた古都奈良は、街中に歴史のおもかげを残し、四季折々の豊かな自然がその風景を彩ります。その景観を守るため、奈良市の建物には高さ制限があり、市内で最も高い建物である興福寺の国宝「五重塔」は、背景の若草山とともに、遠くからでも望むことができます。
奈良市では、移住希望者に対する支援体制の充実を図るべく、2020年6月よりオンラインによる移住相談を開始し、2021年11月からは「お試し移住支援制度」を導入しました。お試し移住支援制度とは、「奈良に移住をしたいけれど、いきなり移住はハードルが高い」「観光ではなく【住む】という目線で長期滞在してみたい」という方のため、実際に滞在していただき、その街の良さを体験できるよう、宿泊経費の一部を補助する制度です。奈良市のお試し移住支援制度の対象宿泊施設は、オーナーが地域住民や移住者であることが特徴です。移住や地域に関する情報を得られるだけでなく、オーナーとの交流が利用者からも好評を得ています。こうした交流を通じて、地域の雰囲気や暮らしの実際を体感できる点が、奈良市のお試し住宅ならではの魅力となっています。
災害リスクの低さも奈良市の特筆すべき点です。海や火山、大規模河川が存在しないため、地震や水害などの自然災害のリスクが比較的低く、特に関東圏からの移住希望者にとっては安心材料となっています。
大阪や京都へのアクセスが良く、電車で30〜40分ほどで移動できるのが特徴です。加えて、都市部よりも土地が安価なため、維持費や住居費を抑えることができます。
さらに、奈良市は世界遺産や歴史的建造物が数多く存在し、文化的な魅力に富んでいます。都市でありながら豊かな自然環境にも恵まれており、移住者にとっては充実したライフスタイルを実現できる街です。
奈良市では、子育て支援を中心に多岐に渡る支援制度を用意しています。特に子育て世帯へのサポートが充実しており、保育園等で「おむつの定額サービス」を導入することで、保護者が手ぶらで登園できる環境を整備しています。また、第2子以降の保育料無償化や、子どもの医療費助成の対象を高校生世代まで拡大するなど、子育て世帯にとって大きなメリットとなる制度が整っています。
さらに、産後のママの心身のケアや育児を支援する「産後ケア(1泊1,000円)」など、家庭の負担を軽減する取り組みも進められています。
これらのほかにも、奈良市では多数の支援制度や移住に関する情報を提供しています。移住を検討されている方は、奈良市の移住ポータルサイト「ならりずむ。」をぜひご覧ください。最新の制度や地域情報が掲載されています。
また、情報発信の面では、奈良市公式LINEアカウントを通じて、移住者向けに属性や関心に応じたセグメント配信を実施しており、イベント情報や新サービスの開始案内など、必要な情報をタイムリーかつ的確に届ける体制が整えられています。是非、確認してみてください。

正木商事株式会社(賃貸のマサキ) 尼ヶ辻店 店長 内田様より
1965年創業の正木商事は、奈良市内で4店舗を展開する老舗不動産会社です。奈良を中心にアパート・マンション・戸建ての賃貸住宅をはじめ、新規出店・移転の要となる貸店舗・貸事務所、駐車場の仲介、そして賃貸管理、不動産有効活用・資産運用のコンサルティングまで幅広く対応し住まい探しをサポートする地域密着型の企業として知られています。
奈良市への移住者は近年増加傾向にあり、県外からの移住者の増加率は108%と高い水準で推移しています。特に大阪や京都へのアクセスの良さから、20代~40代のカップルやファミリー層の移住が目立っています。
物件を探す際には、家賃や間取り、設備などの条件だけでなく、周辺環境や交通の利便性も重要です。特に奈良市は幹線道路から少し入ると道が狭い場所が多いため、車を利用される方や生活動線を重視される方は、実際に現地をご確認される傾向があります。まずはGoogleストリートビューなどでご覧になられることをおすすめします。弊社のホームページでは、物件情報に加え、奈良市のお試し移住支援制度や地域の特色、暮らしに役立つ情報も奈良賃貸ジャーナル(ブログ)で発信しています。奈良市で新しい生活を始めたい方、物件探しや地域情報についてご相談がある方は、どうぞお気軽にご連絡ください。













